ホスピスの目指すもの

ホスピスとは、ある特定の建物を指すのではありません。

治癒の見込みのない人(聖隷ホスピスでは末期癌患者)を介護するための一つの概念です。

したがってホスピス活動の型としては、一般病棟の中で特定の患者に対してホスピス・ケアを行う分散型、一定の病棟または施設に患者を集めて行う集中型、家庭にある患者を訪問し必要な援助を行う訪問型、などがあります。

それぞれの型による長所、短所はありますが、その目指すところは同じです。

聖隷ホスピスは集中型を採り、一部、訪問看護を採り入れつつあります。

ホスピスの目指すところは、治癒の見込みのない人が、残された限られた生命を、苦痛と不安を取り除かれて人間らしく最後まで生き抜くことを援助することにあります。

そのためには、医師、看護婦、宗教家、保健婦、ソーシャルワーカーなど種々の職種の人の参加と家族との連携が必要です。

だれ一人の例外なく訪れる死

死を迎えることは、人間にとって最も厳粛でかつ不安と悲しみに満ちた出来事です。

しかし、死は被造物の自然の過程の一部であり、決して避けて通ることはできません。

にもかかわらず、健康なとき、若いときには死について考えることは少ないもの。

一方、大部分の病人が病院で医療者と機械に囲まれて死を迎えるという最近の一般的な社会状況からしても、肉親の死さえも身近な経験として実感することなく、死がどこか遠くの存在であり、死が私たちとかかわりのないもの、無縁のものとして考えられがちです。

しかし、人間はだれ一人の例外もなく、確実に死を迎えるのです。

今あるこの姿の生命は、確実に終わるときが来ます。

この確実でだれ一人の例外もなく迎える死をいかに理解し意味づけるかは、死を迎える当人にとってはもちろん大切なこと。

また、一方、死を迎える人をみとる人たちにとっても十分に理解し意味づけされていなければならないことですよね。

障害受容段階

障害受容段階については諸説があります。

一般的には、ショック期→否認期→混乱期→解決への努力期→受容期の5段階に分けられます。

これが、病気や受傷によって障害を受けた人が受容するまでのプロセス。

例えば乳癌の診断を受けた患者さんの場合。

乳癌を告げられ、乳房切除術を受けなければならなくなったとき、心に受けたショックは大きく、信じられない思いでしょう。

ある患者さんは誤診であることを願って他院を訪れたり、どうしても認めざるを得なくなっても入院を拒否したり手術を拒否したりしました。

これは、弱い自我が現実に直面してとる防衛反応であると考えられます。

看護に当たる者は、否認の段階では逃避の形をとり、混乱期には否定できない事実を前に攻撃的で他罰的や、反対に自罰的な形で現れることを十分に理解して、患者を孤立や抑圧させることがないように共感的な態度をもって接し、受容への過渡期として克服することを助けなくてはならないと考えます。

この事例は、乳癌で手術を受ける前には、自分のおかれている状態を認めようとせず、病気から逃避的態度であった患者が、自分の内面を自己表出することによって危機を乗り越え、現実を受容するに至った一例です。

どのような疾患や受傷によっても、人は個別的な心理的反応を示し、その人なりの経過をたどって現実への受容に至る、ということを知らなくてはいけません。

看護学校の教育について

看護学校の教育は、決して恵まれた環境で行われているわけではありません。

学校の施設や生徒の待遇にしても、同世代の仲間たちが通う一般の短大や大学などの学校と比べ、見劣りする部分や奇異な部分が目立ちます。

たとえば、少し小さな規模の専門学校では、専任教員は管理職を除いてわずか3人しか配置されていません。

また、学校側がその系列病院の看護師を確保するため、特定病院への就職を入学志願者全員に義務づけているところもあるほどです。

最近では、自分の病院に勤務することを約束した高校生だけを対象に、無料の進学塾を設置して、看護師不足に対応しようとする病院まで現れました。

そしてそこには、古くからの慣習である通称「お礼奉公」なるものが、奨学金制度として形を変え、脈々と引き継がれているのです。

しかもこの制度は看護師不足を背景に、むしろ強まる傾向にあります。

つまり、看護師問題のしわ寄せが一番弱い立場の受験生に振り向けられているんですね。

これは看護に関わるわたしたち大人が解決しなければいけない問題だと思います。

潜在看護師対策

結婚・出産してもパートなどで看護師の仕事を継続している人もいますが、
やはり、結婚、出産を機に仕事を辞めてしまっている看護師も数多くいます。
そのような看護師を「潜在看護師」と呼んでいるそうです。


この潜在看護師という人たちをうまくサポートすれば、
看護師不足を軽減できるかもしれませんが、
これが簡単にいかないようです。


というのも、医療の世界というのは一年離れただけでも、
かなり進歩してしまっていて、追いつくのが大変なんだそうです。
離れてしまっていると、知識も更新されないままですからね。


そのため、最近では講習会などを開いて、
新しい知識や技術に対応できるようにしているところもあるようです。
新しく来てくれる人はもちろんですが、
一度働いたことがある人には実際の経験などもありますから、
戻ってきて欲しいところでもありますよね。せっかくの資格でもありますし。

手に職を持つ

看護師の仕事はなるまでも生命にかかわる仕事であるため、
勉強がハードではありますが、
なってからでも常に勉強が必要となってくる仕事です。
医療の世界も常に進んでいるので、
それに対応しないと仕事ができなくなってしまうこともあります。


それはどのような形態でも同じことで、パートであっても、
患者さんから見れば看護師さん。
もちろん大変なことばかりでもありますが、同時にやりがいもあります。
やはり、資格職だけあって福祉やさまざまなところで求人があるということでも、
この時代にはとても幸せなのかもしれません。

他の職業では年齢によっては仕事すらないことも多いのですが、
いくつになっても働くことができて、成長できる仕事でもあるのは、
やはり看護師ならではだと思います。

パートを希望する例

パートでの仕事を希望する人には大きく二種類の人に分かれるようです。
まずは、プライベートを充実させたかったり、
パートとして期間を決めて働きたいというタイプの人です。
パートでは正職員と違って長く働かなければならないというわけでもありません。
一日に働く時間も短く済みますので、さらに勉強をしたかったり、
習い事でリフレッシュしたい人がパートを希望するようです。


もうひとつは出産後に復帰したいママさん系。
これは扶養控除内で働きたいし、子供がまだ小さいから手が離せない、
というところから、パートを希望するようです。
できるだけご主人の休みにあわせたいという人もいるようです。

看護師の求人というのは世間一般から見ればたくさんあるように見えます。
事実、看護師の数は足りませんので、募集は常にある状態です。
しかし、その人に合った職場かどうかは未知数です。
そのためにも、より多くの情報を効率よくまとめなければならなくなります。

時給や求人など

看護師のパートの時給は都心などでは平均で1,500円程度、
他でも1,400円程度と他のパートの仕事よりも高くなっています。
これはやはり資格が必要な専門職であることがいえます。


また、パートの看護師の求人はクリニック系が多い印象ですが、
病院などでも求人を行っていることもあります。
最近では院内保育園なども設置しているところもありますので、
子供を預けながら仕事をすることもできます。


求人の情報は求人誌などにもあることはありますが、
インターネットなどを活用して仕事を探してみるのもいいでしょう。
求人サイトではパートのものも扱っているところもありますし、
病院のホームページに求人が載っていることもあります。


これと思ったところにはいくつか当たってみるのもよいかもしれません。

パートで働く

子供が産まれて、働きたいけど長時間仕事ができない・・・
という方には非常勤のパートとしての働き方もあります。
パートの場合は、週3?4日で仕事ができますし、
体力的にも短時間の仕事なら大丈夫、という人におすすめできます。


求人広告ではあまりパートの募集というのは見かけませんが、
常勤だけ募集をかけている病院でも、
問い合わせしてみるとパートも可能というところもありますので、
その病院に聞いてみるのもいいかもしれません。


また、結婚している人ですと、扶養控除内で働きたい人もほとんどですし、
パートで働いているほうが仕事内容に見合っている給料だったりすることもあります。


ただし、パートで働く場合にはボーナスや社会保険がないこともあります。
病院によっては寸志をくれるところもあるそうですが。

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